1度、河口で釣れたシーバスを食べてから2度と食べたくないと思ったシーバス。何年も食べていなかったが、前回の釣行の際にえらを傷つけてしまい、再生できなくなったシーバスを持ち帰ることにした。オープンエリアだけに、回遊タイプであったと期待したい。
なぜ東京のシーバスは食べれないのか
東京でシーバスを狙うアングラーも1度は食べたことはあるシーバス。釣れたうれしさ、興味本位、蘇生できなかったから、理由はいろいろあるだろう。しかし、おいしいという理由で狙う人はごくごくわずか。なぜならケミカル臭が強いからだ。荒川、墨田川、旧江戸川と上流部~中流部はきれいでなく、また運河は工場地帯が多い。このエリアを頻繁に移動するシーバスはやはり、それなりの味となってしまうのだろう。
下ごしらえ、そして揚げる
今回はオープンエリアで釣れたシーバス。河口からも少し離れているのでそこまで匂いはひどくないが、50センチは超えているのでそれなりに居ついている可能性も捨てきれない。
身はかなりきれいだ。現地で内臓処理までできればよかったが余裕がなかったのが残念。刺身も検討したが、失敗したくなかったので一口サイズに切り、塩コショウで軽く味付けをし、片栗粉をまぶして揚げる。
食べてみて
少し片栗粉をつけすぎたが、見た目は悪くない。味は…うまい!若干魚臭さはあるものの、依然トラウマになりそうなレベルでケミカル臭かったものとは程遠い味だ。お酒のあてにはちょうどいい。オープンエリアで釣れたシーバスは“あり”かもしれない。
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