
オルルド氏は激安爆釣ルアーで有名なオルルド釣具の開発アドバイザーである。近郊の岸壁に住むモンスターを釣らせたら彼の右に出るものはいないといわれているほどのモンスターハンターだ。近郊の岸壁に住むモンスターとは?それはコブダイである。オルルド氏=モンスターといっても過言ではない!!
コブダイという魚
コブダイは、比較的浅場の底が荒いところに住む、ベラ科に属する大型魚だ。大きくなると前頭部に大きなコブができるので、この名前がついた。オスは、1mを越えるほどにも成長する。大きく、また重量もあり、力が強く、せっかく食いついてきても並みの釣り道具では太刀打ち出来ないからモンスターと呼ばれる。夫婦仲が好く、いつも小さなメスと大きなオスがペアーで生活している。なので、1匹釣れたら必ずと言っていいほど同じポイントでもう一匹が食いついてくる。好物は貝類。どう猛なので食いつかせるのに細かいテクニックや特別な仕掛けはいらない。けれど、食いついてからのパワーは並みの強さではないので、対峙するパワーとそれに耐えうる強靱な道具を使いこなすテクニックが必要となる。
このコブダイを夏の終わりのある日、見事に釣り上げる様子を映したのがこの動画だ。
タイトルは・・・
「僕とコブダイの夏休み」
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オルルド氏の対コブダイの道具
コブダイの引きは強烈だ。そしてその強烈な引きに一瞬でもひるんで相手に主導を与えてしまっては、すぐに根に潜られてしまい獲ることはできない。コブダイが掛かったら全身でその強烈な引きを受け止め、全力で対峙しなくてはならない。なので、コブダイ釣りで使う道具は、とにかく強靱な道具を用意しなくてはならない。
今回モンスターハンターのオルルド氏が選択した道具は次の通りだ。
信頼の3点セットでモンスターに挑む‼

まずリール。強烈な引きを竿で受け止め、そしてゴリ巻きして相手に主導権を与えず、底を切る。そんな力勝負をしても耐えうることができる信頼を置けるスピニングリールがこのスーパーゴリルドである。
次にロッド。ポイントへの正確な投げ込み、そして確実な合わせ、掛かってからの力勝負に耐えうるブランクスで作られているのがこのベーシックサーフなのだ。


さらにそれだけの力勝負をしても切れる心配をすることのない強力な耐釣力を備えたラインが、この8本編みPEラインのストロング。
いよいよ実釣開始
餌はコブダイの大好物のアサリのむき身。これを20個程度数珠通しで針に通し、ポイントに仕掛けを投げ入れたら、後はコブダイが食いつくのを待つ。コブダイ釣りに細かい所作は必要ない。獰猛なコブダイはとにかく餌のあるところに来れば食いついてくる。だから、ひたすらひたすら食いつくのを待つのみだ。

オルルド氏もそうやってアタリが出るのを待つ。退屈しのぎに時々周囲を散歩しながらただひたすら待つ。
そうして、ついにアタリが出た。がっちり針掛かりしたが、これは思ったほどの手応えではなく、すんなりと上がってきた。型の小さいメスだ。
見事に釣果を出すことはできたが、このサイズではまだ満足出来ない。コブダイは夫婦で回遊するものだ。近くにはもっと大きなモンスターがいるはずとオルルド氏は次を待つ。

そしてついに奴はやってきた!!
待っていたのはこれだ!
これは大きい!強い!
腰を下げ、体全体を使って対峙する。
突っ込もうとする奴をグイグイゴリ巻きして一気に浮かす。タモに入れても2人がかりでないと上げられなかった。
こいつは見事に前頭に
大きなコブができた巨大なオスだ!

計量するとなんと・・・
体長70cm!
重量7.3kg
というビッグモンスターだった。
モンスターハンターといわれるオルルド氏、見事にその腕をこの動画で見せてくれたのだった。



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