【解説編】白ギスの投げ釣り

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冬の間,深場で越冬していた白ギスが,春になり水温が高くなると浅場へ寄ってくる。6月の産卵期前は,この白ギスの数釣りができる時期だ。

白ギスの生息域

白ギスは,北海道の南部から南,日本の各所に生息し,春から秋にかけては砂底の沿岸近くに寄ってきている。各地の浜から投げ釣りで釣ることができるので釣りの対象魚として有名な魚である。釣り期は5月~10月。釣り場は砂底の沿岸部。夏には海水浴場になるような砂浜が好場所となる。

白ギス釣りの仕掛け

釣り方は投げ釣り。3.9m~4.2mの投げ竿に道糸3号を巻いた大型リール,道糸の先には投げ釣り用力糸もしくは7号のラインを10mほど結ぶ。おもりはジェット天秤20号~30号。L型天秤を使うとおもりの重さを簡単に変えることが出来て便利だ。そして市販の投げ釣り仕掛,針は流線形の7号前後の3本針仕掛を選んでつける。餌は岩イソメ(石ゴカイ)か青イソメ(青ゴカイ)を針に通し刺しにして2cmほど垂れさせる。

Fishing Japan

ベーシックサーフ

6,789円~21,339円(税込)

Fishing Japan

スーパーゴリルド10000

7,380円(税込)

白ギスの釣り方

沖合70m~100mに向かって仕掛を投げる。おもりが着底したらすぐに糸の遊びを取り,ゆっくりと仕掛をさびいてくる。さびき方はゆっくりとリールを巻くか竿を水平に構えて竿分あおり,引いた分だけ糸の遊びを巻き,またゆっくりとあおるという動作を繰り返す。仕掛が動く速さは歩く速さをイメージするとよい。仕掛をさびくことで餌が浮いて動く。白ギスは,底のほんの少し上を泳いでいるので,浮いて動く餌に食いついてくる。動きが遅すぎて餌が底から浮かなかったり,置き竿にして餌を動かさないと,外道のクサフグやメゴチが釣れてきてしまう。白ギスが食いつくとアタリはビビビンとはっきり出る。素早く竿をあおって小さく鋭くあわせる。白ギスは,同じ付近に固まっていることが多いので,あわせてもしばらくはそのままさびき続けると,追い喰いさせることが出来る。またそのアタリが出たところが沖合何m付近かを覚えておき,把握できたらそこを投入点として狙いを集中すると良い。白ギスの時合いは夜明けから11時くらいまでの朝なので,その時間帯に集中して釣ると釣果があがる。

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