【解説編】ヘラ鮒釣り

オルルド釣具 【解説編】ヘラ鮒釣り お客様

鮒に始まり鮒に終わる

釣りは「鮒に始まって鮒に終わる」とはよく聞く言葉だがこの場合の鮒というのはヘラ鮒のことではないかと思う。

ヘラ鮒釣りの難易度は高いものだ。
けれどもそのヘラ鮒も春は産卵期で大型が釣りやすい時期である。

ヘラ鮒の生態

ヘラ鮒は琵琶湖に生息しているゲンゴロウブナを品種改良して産まれた養殖種である。
今では全国に放流され、各地の池・湖・沼・河川に分布している。

成魚までの成長期間が短く、3年で30cmほどの大きさに成長する。
数十年は生きると言われ、大きいものでは60cmほどにもなる。主に植物性プランクトンを食べている。

ヘラ鮒釣りの仕掛け

ヘラ鮒釣りの竿は、専用の胴調子の竿が作られている。
道糸は1号前後。ウキゴムを通し、スナップ付きサルカンをつける。
ヘラ浮子をウキゴムにつけ、浮子に見合った重さに板オモリを切って巻き付ける。
ハリスは状況や魚の大きさによって0.2号~0.8号を使い分け、長さ30cm~40cmの二股にする。
針はスレ針で、釣れる魚の大きさによって3号~8号を使い分ける。
餌は食性に合わせてマッシュポテトか麩をベースにした練り餌ダンゴをつける。

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ノベルドA 【全長:1.2m~ / 仕舞:32cm】
ノベルドS 【全長:約2.8m / 仕舞:24cm】
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ヘラ鮒の釣り方

釣りを開始する前に、まず自分の釣るポイントの水深を測る。
そしてどの深さのタナで釣るかを決める。

底に餌をつけて釣る底釣り、水深の中間あたりで釣る宙釣り、それより浅いところはカッツケ釣りという。
また中層から下、底までの間は深宙釣りという。

タナが決まったら餌のダンゴを同じ所に打ってヘラ鮒を寄せる。
ダンゴは練り込まずバラバラと溶け落ちるようにする。この餌をバラケ餌という。
ヘラ鮒が寄ってきたら浮子に動きが出てくるので片方の針に練り込んだ餌を小さくつける。この餌をクワセ餌という。

そしてヘラ鮒が食ったアタリを見極めてあわせて掛ける。
アタリはツンっと素早く小さく入って一瞬止まる。この瞬間を合わせるのがむずかしい。

食いアタリが出ない場合は魚のいるタナと餌の位置が合ってないので浮子を動かして食いアタリが出るように調節する。

釣れたヘラ鮒は魚体を傷つけないように型が小さくても必ず玉網ですくうようにしよう。
ヘラ鮒釣りは釣りの基本が全部詰まっている。しっかりこの釣りを身につけると他の釣りもすぐこなせるようになるでしょう。

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