野鯉の生息域
野鯉は淡水魚の中では大型の魚で,日本全国の流れが緩い河川や比較的大きい池や沼,湖などに住んでいる。
春はこの鯉の産卵期でもあり,釣期としては絶好のチャンスだ。
野鯉釣りの道具
野鯉の釣り方にはいろいろあるが,今回は「吸い込み釣り」について紹介する。
竿は投げ竿,思わぬ大物が来ることがあるので腰の強いしっかりしたものが良い。
リールも大型に対応できる4000番以上の大型リール。
それに道糸5号~7号を巻いて使う。
おもりは中通し15号前後。 おたふく型などのぺたんとしたおもりの方が流されなくてよい。
おもりの下にスナップ付きサルカンを結び,そこに市販の吸い込み釣り仕掛をセットする。
糸ブレをバットガイドから一気に抑え込む【特殊なシステム:マイクロウェーブガイド】を採用した振出投竿のBASICSURF(ベーシックサーフ) 30ー405MW
釣り方について
吸い込み釣りで重要なのはダンゴだ。
市販のダンゴ餌をボールに出して少しずつ水を加えながら全体をかき混ぜる。
少し水分が足りないかというパサパサ目に仕上げるのがコツだ。これを練り込んで崩れないようにまとめ、ダンゴにする。
できたダンゴの真ん中に吸い込み仕掛けのらせんを埋め込む。
しっかりダンゴをらせんに握りつけたら、そのダンゴの周囲に針を針先が外に向くように1本ずつ埋め込む。
下針にはクワセ餌のミミズを通し刺しにする。
この吸い込み仕掛を前方20m~50mに投げて鯉が食うのを待つ。
投げるときはダンゴが割れてはいけないので、ふわっとフライになるように投げると良い。
野鯉は回遊するルートが決まっている。
そのルートはかけ上がりの少し沖にあるので仕掛を遠投する必要はない。
ダンゴで鯉を寄せるのだから同じ位置に投げることが重要になる。
投げたらゆっくりとリールを巻いて糸を張る。糸を張った状態で竿を竿立てに置いて待つ。
大物記録への挑戦
野鯉は大きくなると1m近くなる奴もいるので記録に挑戦してみて欲しい。
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